誰しもがかかる身近な病気

女の人

適切な治療で症状が軽減

うつ病などの心の病気で、心療内科や精神科を訪れる人は年々増加しており、今や心の病は誰しもがかかる身近な病気となっています。うつ病だと自覚するにはいくつかの方法がありますが、最近ではネットのサイトで簡易的に判断できる「自己診断チェックシート」があり、効果的に利用されています。自己チェックの結果や周囲の人からのすすめでうつ病を疑われた場合は、近くの心療内科等を訪れて、適切な治療を受けることが大切です。うつ病の治療方法はいくつかありますが、大きく分けてカウンセリングなどの精神治療と、薬物などの化学治療があります。精神治療では、病気の原因となっているストレスを軽減し、少しでも快適に平穏な気持ちで毎日を過ごせるように生活を改善します。そして化学治療では、抗うつ薬や精神安定薬などを使って気持ちをコントロールさせ、興奮や感情の浮き沈みをなくす治療を行います。うつ病は、単なる心の病ではなく、脳内ホルモンの分泌が大きく影響しているため、それらを正常に戻しながら治療を進めることが求められます。症状によって薬の量や種類を調整することが重要なので、必ず専門の病院に通い、担当医の指示に従うことが大切です。心療内科や精神科では、初診の患者に十分なカウンセリングを行い、「どのような精神状態か」や「何が原因で何の病気か」をチェックしていきます。他の科とは異なり、心の病では医師が患者の話を十分に聞くことで診断が出るので、心療内科等におけるカウンセリングは大変重要です。その他にも、アルコール依存症などの検査のため、血液検査や尿検査が行われることもあり、初診では時間がかかることがほとんどと言えます。うつ病のチェックでは、国際的に定められたガイドラインに沿って診断が行われ、いくつかの項目に当てはまると判断された場合にうつ病の診断が下されます。そして、病気の進行度や種類に合わせて、抗うつ薬や精神安定薬を処方してもらい、一週間程度の様子をみて再び来院します。残念ながら、うつ病は一度の治療ですぐに完治する病気ではなく、薬で症状をコントロールしながら少しでも状態を良くし、回復に向かわせる治療が一般的です。よって、症状に合わせて薬を処方してもらうために、一週間から数週間に一度は来院する必要があり、通院が長期に及ぶことがほとんどです。しかし、薬や休息を適切に利用して、病気と上手に付き合っていくことで、普段と同様の日常生活を送ることが可能と言えます。

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