引越しや出産でも発病する

男性

なりやすい人の傾向

今ではうつ病も細分化が進み、発病原因に応じて個別の名前で呼ばれることも増えてきました。引越しうつもその一例で、これは引越しが原因でうつ病を引き起こしてしまうタイプです。親しかった友人と別れ、新しい土地で話す相手が誰もいない場合や、引越し後のご近所への挨拶がストレスになり、発病するケースもあります。引越しうつになりますと、運び込まれた荷物を片付けられなくなったり、炊事や洗濯などもしなくなったりするのが特徴です。そこで、引越しに伴って心に変調が見られた時は、万一のことを考え、精神科でチェックを受けましょう。そのほか、出産に起因するうつ病が産後うつであり、子育てに対する不安や重圧などが原因になって発病します。類似の症状にマタニティブルーもありますが、こちらは一過性なので時間が経てば治ります。ところが産後うつは落ち込んだ気分が延々続くのが特徴ですので、その場合は精神科でチェックしてもらうことが肝心です。些細なことでも涙ぐんだり、楽しい気分が消えたりするのも特色ですから、それらの症状がある時は病院で相談しましょう。引越しうつは、元々転居に反対していた人だけでなく、夢を描いて引越しに積極的だった人もなりやすいのが特徴です。例えば近所の人とソリが合わないなど、自分が考えていた理想の暮らしとかけ離れていた場合、こんな筈じゃなかったという思念から発病する場合があります。また、社交性のある人も引越しうつになりやすく、このタイプの人は引越しの疲れが抜けないまま、近隣住民と親睦を深めようと頑張り過ぎてうつ病になるのです。そして、高齢者は特に引越しうつになりやすいため、長年暮らし続けた場所を離れる時は注意しましょう。一方、産後うつは家事も子育ても、両方完璧にこなそうとする人がなりやすくなっています。そのほか、配偶者や親などに協力してもらえず、一人で子育てをせざるを得ない人ほど発症しやすいのです。さらに、全ての責任は自分にあると考える人も産後うつを招きやすいため、自分の性格をチェックして、当てはまる場合は考え方を改善しましょう。もしも身体症状が出ている場合は心療内科が専門ですので、うつ病チェックはその看板がある医療機関で受けてください。

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